授業科目名 | 環境教育論 |
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履修期 春 2単位 履修基準年度 2年 |
授業目的 |
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将来,教師になることを目指す学生が知識の習得だけに留まらず,自然の美しさ・奥深さに気づくことを目的とする.また,自然を大切にする心をもった子どもを育てる人間教育としての環境教育を達成できることを目指す. |
到達目標 |
・環境教育のインタープリターとして,生徒や一般市民に通用することができる. ・生涯学習として地球環境問題や環境保全に関する行動ができる. |
授業計画 | |||||
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第1回 | 環境教育とは何か: "自然はみて・みて・みる" サツマイモやジャガイモのイモは,根か茎か?環境教育を取り巻く時代の状況や社会の状況を俯瞰するとともに,イントロダクションとして授業全体の内容を概説 | ||||
第2回 | 生態系と生物多様性: ”みんなちがって みんないい” 生物多様性は人間存在の基盤であることを認識する | ||||
第3回 | 環境教育の方法と実践(1): 生態系のつながり・命のつながりの面白さに着目する.”煮干しのお腹から海の環境を考えよう”(食物連鎖・生物濃縮と食生活など) | ||||
第4回 | 環境問題の話題提供1: エネルギー問題(原子力発電を含む)についての話題提供などをもとに,課題解決に向けてのプロセスを考える | ||||
第5回 | 環境問題の話題提供2: 地球温暖化やコロナ禍での環境問題の減少についての話題提供をもとに,課題解決に向けてのプロセスを考える | ||||
第6回 | 環境問題への私の提案(発表1): ~第5回のリポートについて近代教育思想の隆盛~自然概念と教育 | ||||
第7回 | 環境教育の方法と実践(2):フィールド学習 ”五感で感じる” 校内の樹木や草本の観察を通して,自然物への気づきを体験する | ||||
第8回 | 学校での環境教育1: ”ウサギ追いしかの山~” 唱歌・童謡に見る生き物たち フィールドワーク実施時の安全性の確保 | ||||
第9回 | 学校での環境教育2:ラーニングデザインとは 学校で実施できる環境教育について「学び合い」によって,環境教育の充実を図る | ||||
第10回 | 学校での環境教育3:ESD(Education for Sustainable Development)とは ~第7回のリポートについて(発表2) ラーニングデザインを使った学校での環境教育 | ||||
第11回 | 野生生物の危機:”生き物は宝の山” 外来種の侵入・増殖による固有生態系の崩壊が起きている.外来生物がもたらす問題を取り上げるとともに,野生生物の重要性について考える | ||||
第12回 | GIS(地理情報システム)の活用: ”ダルマガエルはどこにいるか”と”儲かるコンビニをどこにつくるか”は共通点がある | ||||
第13回 | レイチェル・カーソンの世界: 自然に感動できる豊かな感性(センス・オブ・ワンダー)を生涯持ち続けるには,何をしなければならないのか | ||||
第14回 | 環境教育の実践者を目指して 発表3: 自ら考え行動できる人間を育成するための課題について考察する."Think Globally,Act Locally" |