授業科目名 発達・学習過程論
履修期  秋 2単位 履修基準年度 1年
授業目的
本講義の目的は,発達過程とその特徴,及び学習に関する基本的な理論を理解することにある.
到達目標
以下の3点の理解を授業の目標として設定している.
a)発達の概念及び教育における発達理解の意義
b)各発達段階の具体的特徴
c)学習に関する基礎的理論
授業計画
第1回オリエンテーション(授業科目の概要,シラバス,授業運営,評価の方法など)
第2回発達・学習過程を理解することの意義(教師に求められる発達支援と学習支援)
第3回発達理論の変遷と諸問題1(発達の規定要因を中心に)
第4回発達理論の変遷と諸問題2(相互作用説と臨界期)
第5回初期学習の重要性と生涯発達
第6回エリクソンの発達理論1(生涯発達からみた理論の概要と特徴,フロイトの発達理論との相違点など)
第7回エリクソンの発達理論2(各発達段階とライフタスク)
第8回ピアジェの発達理論(ピアジェ理論の概要と特徴及びその限界)
第9回教授・学習過程と主体的学習(学習意欲とメタ認知能力の重要性を中心に)
第10回学習意欲の諸問題1(学習性無力感と原因帰属、自己効力感)
第11回学習意欲の諸問題2(外発的動機づけと内発的動機づけ)
第12回認知的葛藤を中心としたバーラインの認知的動機づけ理論
第13回授業実践と動機づけ(認知的葛藤を喚起する教材提示や発問のあり方)
第14回まとめ(授業のふり返りと試験等について)