授業科目名 音声情報処理
履修期 春 2単位 履修基準年度 3年
授業目的
メディア情報処理の重要な要素である音声認識・合成・対話技術に焦点をあて,その基礎となる音声情報処理技術を習得する.
到達目標
フーリエ変換の応用としてのケプストラム分析,それに基づく音程(ピッチ)分析,スペクトル概形分析,また音声特有のスペクトル分析である線形予測分析法を習得する.さらに各論として,隠れマルコフモデルに基づく音声認識,波形編集による音声合成,状態遷移モデルによる音声対話の制御技術について理解し,応用できる.
授業計画
第1回序論,音声とは何か?
第2回音声のスペクトル分析
第3回ケプストラム分析
第4回線形予測分析
第5回音程(ピッチ)分析
第6回スペクトル概形分析
第7回基礎項目まとめ
第8回隠れマルコフモデルに基づく音声認識1(特徴抽出)
第9回隠れマルコフモデルに基づく音声認識2(音響処理)
第10回隠れマルコフモデルに基づく音声認識3(言語処理)
第11回波形編集に基づく音声合成
第12回状態遷移モデルによる音声対話の制御
第13回音声による人間と機械の対話システム
第14回応用項目まとめ
第15回総復習