授業科目名 キリスト教学A
履修期 春 2単位 履修基準年度 1年
授業目的 / Course Objectives
旧約聖書全体を概観し、その基本的な内容を学ぶ。実際に聖書本文を読み、文書の内容を把握する。
到達目標 / Attainment Objectives
旧約聖書の概要を理解し、主要な思想についての知識を得られる。現代社会の聖書的背景を理解できる。
授業時間外の学習 (準備学習等について) / Study Required Outside of Class (Preparation etc.)
第2回目以降は、事前に指定された教科書範囲を読み、「課題シート」を作成しておくこと。「課題シート」は講義終了後に当該教室内にて提出すること(後日の提出は受け付けない)。『聖書』は毎時間持参すること。
チャペルとの関係:チャペルには学期中に3回以上出席すること。出席曜日は問わないが、出席とカウントするのは各週につき1回までとする。
なお、チャペルに宗教上その他の理由で意識的に出席しない人は、その旨を文書にて記述し担当教員に提出して確認を受け、別途課題を得ること。文書提出がない場合は欠席とみなすので注意すること。
授業計画 / Class Overall Plan
1 オリエンテーション:なぜキリスト教学か・旧約聖書とは
2 聖書の語る、世界と人間の始まり(創世記1)
3 「選ばれた民」という自負(創世記2)
4 エクソダス!(出エジプト記1)
5 荒れ野での放浪と信仰の契約(出エジプト記2)
6 「律法」――この完璧かつ甘美なもの(民数記、レビ記、申命記)
7 神が共に戦う――イスラエルの歴史1(歴史書)
8 裏切り、叱られ、また信じ――イスラエルの歴史2(歴史書)
9 バビロン捕囚と帰還――イスラエルの歴史3(歴史書)
10 神は義しいのか(ヨブ記、箴言、コヘレトの言葉)
11 喜びも悲しみも――ヘブライの詩歌(詩篇、雅歌、哀歌)
12 社会変革への叫び――大預言者たち1(イザヤ書、エレミヤ書)
13 幻のなかに未来が――大預言者たち2(エゼキエル書、ダニエル書)
14 珠玉の小品――小預言書と文学(12小預言書、ルツ記、エステル記)
教科書 / Textbook(s)
『聖書 新共同訳』(日本聖書協会、1987年ほか)
旧約・新約両方が含まれているものを入手すること(続編はなくてもよい)。
版型は自由。電子版も可。
参考文献 References Books
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授業方法 / Method of Instruction
講義および課題シートに基づくディスカッション
学生による授業評価の方法 / Course Evaluation by Students
全学統一様式による調査
成績評価 / Evaluation Criteria/Method
定期試験(60%)
平常リポート(40%)課題シートの提出
備考 / Note
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検索キーワード / Keywords
キリスト教, 旧約聖書