授業科目名 線形代数学II
履修期 秋 2単位 履修基準年度 1年
授業目的 / Course Objectives
固有値問題とその応用である対角化について学習し、具体例が計算できるようにする。抽象論を理解しやすくするため、平面・空間図形との関連などの図形的観点を重視する。
到達目標 / Attainment Objectives
固有値問題とその応用である対角化について学習し、具体例が計算できるようにする。抽象論を理解しやすくするため、平面・空間図形との関連などの図形的観点を重視する。
授業時間外の学習 (準備学習等について) / Study Required Outside of Class (Preparation etc.)
線形代数学Iを履修済みであることが望ましい。
授業計画 / Class Overall Plan
第1回:ベクトル空間と基底
第2回:次元・部分空間
第3回:計量ベクトル空間
第4回:空間ベクトル・外積
第5回:線形写像
第6回:行列の定める線形写像
第7回:線形写像の表現行列
第8回:固有多項式、固有値、固有ベクトル、固有空間
第9回:ケイリー・ハミルトンの定理、最小多項式
第10回:行列の対角化可能性
第11回:一般固有空間
第12回:ジョルダン標準形
第13回:行列のべき乗と指数関数
第14回:直交行列と直交変換
第15回:実対称行列と直交対角化可能性
教科書 / Textbook(s)
小林正典・寺尾宏明 『線形代数 講義と演習』(培風館,2007)
参考文献 References Books
川久保勝夫『線形代数学』(日本評論社,2010新装版)
授業方法 / Method of Instruction
ときどき問題演習を行って知識の定着をはかり、計算力を養成する。図形的な理解を重視する。
学生による授業評価の方法 / Course Evaluation by Students
アンケートを随時実施する。
成績評価 / Evaluation Criteria/Method
定期試験(Final examination)/授業中試験(Test conducted in class)/平常リポート(Ordinary paper)
基本的には定期試験によるが、問題演習の結果も多少は考慮する。
備考 / Note
線形写像,固有値と固有ベクトル,行列の対角化,2次形式
検索キーワード / Keywords
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